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2/15は「春一番名附けの日」 強風と花粉に気を付けましょう

[2024.02.15]

みなさん、こんにちは

北海道千歳市にある新千歳クリニックの院長・宮井保尚です。
日ごろ思ったことをコラムにして残しておきたいと考え、不定期に書いていこうと思いますので、宜しくお願い致します。

 

今日2/15は「春一番名附けの日」だそうです。

語源には諸説あるようですが、1859(安政6)年2月13日、壱岐郷ノ浦の漁師53人が五島沖で突風に遭い全員が死亡し、それ以前から、郷ノ浦の漁師の間で春の初めの強い南風が「春一」と呼ばれており、これが「春一番」の語源とされている、というのが有力な説のようです。

春一番とは、通常、立春から春分の間に日本列島を襲う最初の強い南風のことを指します。この風は、季節の変わり目を告げる重要な自然現象であり、日本の多くの地域において、春の訪れを感じさせる象徴的な存在となっています。

春一番が吹くとどうなるのか

春一番が吹くと、まず気温が急上昇します。冬の寒さが和らぎ、春めいた暖かさが訪れるのです。しかし、この時期の温暖化は不安定な天候をもたらしやすく、強風だけでなく、時には突然の雷雨を引き起こすこともあります。これは、寒い空気と暖かい空気が激しくぶつかり合うために起こる現象です。

風が強いとどんな怪我があるのか

春一番の強風は、時に物理的な危険を伴います。看板や屋根、木々などが強風によって破損し、飛散することがあります。これによって通行人がけがをすることも少なくありません。また、強風により自転車やバイクの運転が困難になることもあり、交通事故のリスクが高まります。このため、春一番が予報される場合は外出時に注意が必要です。

花粉の飛び具合

春一番の影響で、花粉症に悩む人々にとっては厄介な時期でもあります。この強風によって、スギやヒノキなどの花粉が大量に空中に舞い上がります。特に春一番が吹くと、普段よりも多くの花粉が移動し、花粉症の症状が悪化することが一般的です。花粉症の人は、この時期には特にマスクやメガネを利用して、花粉から目や鼻を守ることが重要です。

まとめ

春一番は日本の風物詩として受け入れられていますが、それに伴う自然の力は時に私たちの生活に影響を及ぼします。春の訪れを告げる暖かい風として歓迎される一方で、強風による物理的な危険や、花粉症の悪化など、注意が必要な点も多いのです。春一番が吹く時期には、これらの点を心に留めて、安全で快適な春の訪れを迎えるための準備をしましょう。

 

 

それでは、また次回!


北海道千歳市にある新千歳クリニックの院長・宮井保尚でした。
(千歳駅から車•バス8分「青葉中学校前」停 徒歩1分です)

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