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帯状疱疹予防ワクチン(シングリックス)

当クリニックでは、
帯状疱疹予防ワクチン(シングリックス)の接種を行っています。

料金は22,000円(20,000+税)となります。
接種希望の方は、クリニックのスタッフまでお願いいたします。

 

◎帯状疱疹予防ワクチンについて
帯状疱疹という病気をご存知でしょうか?
80歳までに、日本人の約3人に1人が発症すると言われています。
子どもの頃になった水ぼうそう。実は、この水ぼうそうのウイルスが帯状疱疹の原因です。

水ぼうそうが治った後も、このウイルスはずっと体内に潜伏しています。
普段は体に備わる免疫力によってウイルスの活動が抑えられていますが、
加齢や疲労、病気などで免疫力が低下するとウイルスが再び暴れだし、皮膚に痛みの伴う発疹が現れることがあります。これが、帯状疱疹と呼ばれる病気です。


◎ 帯状疱疹症のメカニズム
子どもの頃に水ぼうそうになったか覚えていない人もいるかもしれませんが、日本人成人のほとんどの方が水ぼうそうに感染したことがあると考えられています。
つまり、帯状疱疹は誰もが発症する可能性のある病気なのです。

特に、50歳を過ぎると発症が増えて、80歳までに約3人に1人が帯状疱疹を発症し、日常生活に支障をきたすほどの激しい痛みが出ることがあります

帯状疱疹の症状には個人差がありますが、多くの場合はチクチク・ピリピリとした知覚過敏のような痛みが皮膚に生じ、数日後に水ぶくれを伴う赤い発疹が帯状に現れます。

症状は体の左右どちらかに現れるのが特徴で、上半身に現れることが多いですが、顔面や頭部に現れることも少なくありません。
痛みは徐々に強くなっていき、眠れないほど激しい痛みに襲われる場合もあります。また、帯状疱疹は一度かかると終わりではなく、繰り返す方もいらっしゃいます。

6%ぐらいの方が再発すると言われています。
ウイルスが神経を大きく傷つけてしまうと、皮膚の症状が治った後も痛みだけが続くことがあり、3か月以上続く痛みは帯状疱疹後神経痛(PHN※ピーエイチエヌ)と呼ばれます。
その痛みは、「電気が走るような痛み」「焼けるような痛み」と表現され、日常生活に深刻な影響を及ぼします。50歳以上で帯状疱疹を発症した人の約2割がPHNになるといわれており、80歳以上の高齢の方だとその割合はさらに高くなります。

50歳を過ぎたら、帯状疱疹のワクチンを打つことができます。
帯状疱疹はだれもが発症するおそれのある病気だからこそ、予防に目を向けることが大切です。
つらい痛みが長く続くと普段の生活がしづらくなり、仕事や趣味を楽しむことにも影響がでてきます。
帯状疱疹からPHNになってしまうと、それが長期間続くこともあります。
長い人生を考えれば、帯状疱疹の予防に取り組むことはとても意義のあることです。

帯状疱疹を予防するには、日頃から健康的な生活を心がけ、免疫力が低下しないようにすることが基本です。

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