ED治療は恥ずかしい?病院での検査の流れを解説

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ED治療は恥ずかしい、と病院に行くことを躊躇う人は少なくないと思います。

周りの目が気になる

病院ではどんな検査をするの?

そんな方のために、本記事ではED治療の病院での検査の流れについて解説します。

ED治療は恥ずかしいことではありません。

加齢や生活習慣病によりEDに悩む人は増えていますが、ED治療をしっかり行えばそんなED症状の改善が期待できます。

記事内では、実際に病院でどんなことを行うのか、EDの場合どのような治療を行うのか詳しく紹介します。

病院に行くか迷っている方は参考にしてください。

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この記事の監修医師

新千歳クリニックEDコラムサイトは医学的、専門的な内容のため新千歳クリニック理事長の宮井保尚監修の元制作しております。

経歴:久留米大学医学部医学科卒業

資格:日本整形外科学会認定専門医、日本整形外科学会認定リハビリ医日本リハビリステーション学会専門医、日本人工関節学会認定医

所属:日本美容皮膚科学会

目次

ED治療は恥ずかしい?

ED治療がどのように行われるのかわからず、そもそもEDに対する周りの目が気になることから恥ずかしいと感じてしまうのかもしれません。

実際、ED治療は触診などはなく治療薬がメインです。

そして、実はEDで悩んでいる男性は少なくなく、周りを気にする必要もありません。

まずはEDの診察や治療に対するハードルを下げるために、治療やEDの現状についてお伝えします。

治療は内服治療が主流

ED治療は診察室で処置を行うことは少なく、PDE5阻害薬という治療薬による治療が大半です。

EDだから陰茎の触診をするのではないか、実際に処置するのではないかと多くの人が気にしているかと思いますが、基本的に診察において脱いだり触診することはありません。

医療機関によりますが、ED症状についてもあらかじめ問診票に記入することが多く、万が一検査を行う場合も、原因となる血液や神経、心臓などの検査が主です。

治療薬が決まれば、決められたタイミングで1錠処方するだけなので周りにバレる心配もないでしょう。

40歳以上の男性3人に1人がEDに該当

EDは現在では珍しい症状ではなく、幅広い年齢層の男性に見られます。

理由は加齢をはじめ、生活習慣病や疲労・ストレスがEDの原因になりうるからです。

特にEDは加齢による心身の機能低下で発症しやすいとされ、国内では高齢者人口の増加もあり、40歳以上の男性3人に1人がEDの該当するといわれています。(※1)

日本は海外に比べ、治療に訪れる患者が少ないため、実際にはEDに悩んでいる人は増えていると推測されています。

EDは誰でもなりうる症状であり、治療すれば改善も見込めます。

決して恥ずかしいことではないという認識を持つことが大切です。

(※1)参考:日本臨床内科医会|ED(勃起障害)Q&A

病院やクリニックでED治療を受けたことがある10代~60代の37名にアンケートを実施しました。

ED治療を実際に受ける前、病院やクリニックに行くことを恥ずかしいと思っていましたか?
はい33人(89.2%)
いいえ4人(10.8%)
調査機関:クラウドワークス 調査期間:2025年4月07日~4月21日
調査対象:クラウドワークス登録者

アンケートの結果、実際に病院やクリニックでED治療を受けた人の8割以上が「ED治療に行くことを恥ずかしいと思っていた」と回答しました。

EDはデリケートな問題のため、病院やクリニックに行くことに「恥ずかしい」と感じることは普通の感情であり、当たり前であることが分かります。

恥ずかしいと思っていた理由は何ですか?
診察で医師に性器を見せなければいけないと思っていたため11人(29.7%)
女性看護師に聞かれたり見られたりするため9人(24.3%)
受付で受診内容(ED治療)を伝えなければいけないため8人(21.6%)
医師にEDの症状を説明しなければいけないため5人(13.5%)
自分がEDと認めることになるため4人(10.8)
調査機関:クラウドワークス 調査期間:2025年4月07日~4月21日
調査対象:クラウドワークス登録者

恥ずかしいと思っていた理由で最も多かったのは「診察で医師に性器を見せなければいけないと思っていたため」でした。

私は、女性の若い看護師に男性器を直接見られ、大変恥ずかしい思いをしました。

やはり他人に自分の性器を見せることは大きな抵抗があり恥ずかしさが拭えなかった。

実際に病院やクリニックでED治療を受けた人の中には、「性器を見せた」という声も多数ありました。

しかし実際は、薬の処方だけであれば医師や看護師に性器を見せることはないのが一般的でしょう。

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EDで病院で行くのが億劫になるのは、病院で何をするのかわからないからという人もいるでしょう。

病院での検査は問診のみであることがほとんどですが、場合によっては血液検査などが行われます。

以下で病院での検査の流れを詳しく解説します。

STEP

受付と問診票の記入

医療機関によっては予約が必要な場合があるので、事前にHPをチェックしておきましょう。

医療機関に着いたら受付で個人情報の登録を行い、問診票を記入します。

ED治療は不妊治療(条件有)以外の場合、基本的に自費診療となるため保険証は不要です。

問診票では下記のような項目に回答します。

  • 勃起の症状
  • ストレス
  • 性生活
  • アレルギーの有無
  • 持病
  • 生活習慣(飲酒・喫煙・運動) など

医療機関により内容は異なりますが、ED問診票やチェックリストを行う場合が多いようです。

問診票の回答をもとに診察や検査を実施します。

STEP

医師による問診と診察

問診票の内容をもとに診察を行います。

問診で終わることが多いですが、ED症状が病気の初期症状であることが疑われる場合には下記のような検査を行うことがあります。

  • 血圧
  • 脈拍測定
  • 尿検査
  • 血液検査
  • 心電図測定
  • 胸部X線検査 など

ただし、直近1年以内に人間ドッグなどで同様の検査を受けている場合、検査は行わないことが多いです。

該当する人は、念のため検査結果を持参しましょう。

STEP

ED薬処方の確認後、会計を済ませる

診察により治療薬・治療方針が決まると診察は終了、会計を行います。

院内処方の場合は会計時に薬を受け取りますが、院外処方の場合は、調剤薬局で薬を受け取ってください。

EDと診断された場合どのような治療を行うのでしょうか。

PDE5阻害薬という治療薬の服用が一般的ですが、EDの原因によってカウンセリングを行う場合もあります。

実際に治療方針を決定するのは医師ですが、相談する際の参考になるのでED治療の主な治療法を確認しておきましょう。

PDE5阻害薬による内服治療

ED治療ではPDE5阻害薬という内服薬による治療をメインに行います。

日本では下記の3種類のPDE5阻害薬を、患者の症状やライフスタイルに合わせて処方します。

  • バイアグラ
  • シアリス
  • レビトラ(2022年~先発薬は販売中止・ジェネリックのみ)

服用方法は性行為の1時間ほど前に1錠服用します。

薬の種類や用量によって、効果の強さや持続時間が異なるので医師の説明をきちんと理解して服用しましょう。

ED治療の場合、薬を服用することで症状が完治するわけではありません。

PDE5阻害薬は勃起の硬度と維持をサポートするために服用するもので、薬の服用と併せて生活習慣の改善やカウンセリングなどを行っていく必要があります。

生活習慣の指導

生活習慣の乱れはEDと関係が強く、ED症状は生活習慣病の初期症状として現れやすい症状でもあります。

健全な勃起には、陰茎の血管や神経が健康な状態であることが重要です。

代表的な生活習慣病である糖尿病や高血圧、動脈硬化などは血管や神経の疾患のため、ED症状のリスクを高め進行を早めるとされています。

そのため、ED治療では下記のような生活指導を必要に応じて行います。

  • 食事管理
  • 運動習慣
  • 禁煙
  • ストレス管理
  • 適量な飲酒 など

生活習慣を見直し、整えることでED症状の改善を図ります。

心理療法(カウンセリング)

疲労やストレス、過去のトラウマなど心理的な要因がきっかけとなるEDには心理療法を行う場合があります。

EDの原因を丁寧なカウンセリングで探り、必要に応じて下記のような薬以外のアプローチを試みます。

  • 認知行動療法
  • 脱感作療法
  • 感覚焦点法
  • カップル療法

いずれも、不安やストレスを軽減しリラックスして性行為に臨めるよう、心理的な要因に対処する方法です。

カウンセリングのみではなくPDE5阻害薬を併用して、心と身体両方からアプローチを行っていきます。

衝撃波治療という選択もある

ED治療薬以外の身体へのアプローチとして、最新のED治療法でもある衝撃波による治療法があります。

衝撃波治療は、陰茎に低出力の衝撃波を照射することで、血管を再生させて血流を促す治療法です。

衝撃波治療には下記のようなメリットがあります。

  • ED治療薬の服用が難しいひとでも治療が行える
  • 痛みや副作用が少ない
  • EDの根本的な治癒が期待できる

PDE5阻害薬との大きな違いは、PDE5阻害薬が勃起を一時的にサポートをするのに対し、衝撃波治療は血管を再生させて根本的な改善・治癒が期待できる点です。

1回20分程度、週1の照射を4~6回ほど行います。

当院のED治療のご案内

新千歳クリニックでは2種類のED治療薬を扱っています。

  • シルデナフィル錠 50mgVI 「FCL」
     L 勃起不全を改善して勃起時間を伸ばす効果が期待できます
  • タダラフィル錠
     L ED改善や勃起保持が期待でき、射精後も性的興奮などにより勃起が可能とされています

「シルデナフィル錠」と「タダラフィル錠」について以下で詳しく解説します。

当院ではオンライン診療は行っておりませんのでご注意ください。
新十歳にお住いの方でEDにお悩みの方はご来院ください。

シルデナフィル錠 50mgVI 「FCL」

1錠800円(税込)

当院ではED治療薬として「シルデナフィル錠 50mgVI 「FCL」を処方しています。

シルデナフィル錠は正規のバイアグラジェネリック医薬品です。

シルデナフィル錠の特徴
  • 血管の拡張を促して勃起をサポート
  • 服用後30分~1時間程度で効果が現れ、効果の持続は約5時間

シルデナフィル錠には「顔のほてり」「目の充血」などの副作用が発生する場合があります。

しかしこれらの副作用は血管拡張作用によるものであり、一時的な症状であることがほとんです。

正しく服用し、最大限効果を発揮するためにも、EDでお悩みの方は当院にご相談ください。

タダラフィル錠

1錠(10mg)1,300円(税込)
1錠(20mg)1,500円(税込)

当院では、先発品であるシアリスのジェネリック医薬品「タダラフィル錠」の処方を行っています。

タダラフィルは陰茎の血管が拡張されることで血液が増加し、勃起が促される効果があります。

タダラフィルの用法・用量

  • 成人男性の場合、1日1回、10mgの服用が可能
  • 性行為の1時間前に服用
  • 24時間以上投与間隔をあける
  • 空腹時の服用が望ましい
  • アルコールの摂取は効果を減弱するため適量にとどめる

タダラフィル錠は、発疹や頭痛などの副作用が起きる可能性がありますが、症状は一過性であることが多いため、副作用が発生した場合は安静にして症状が緩和するのを待ちましょう。

ただし、副作用が長く続く場合は医療機関に相談をしてください。

ED治療が恥ずかしい人はオンライン診療がおすすめ

ED治療は受けたいけれど、対面で話したり、人の目が気になる…。

そんな方には時間と場所を問わず受診できるオンライン診療がおすすめです。

オンライン診療のメリットを紹介するので、病院選びの参考にしてください。

オンライン診療なら恥ずかしさを軽減できる

オンライン診療は下記の方法で診察を行います。

  • 電話
  • ビデオ通話
  • チャット

直接対面するのは気が引けるという人でも画面越しなら緊張がやわらぐでしょう。

どうしても面と向かうのが苦手な場合は、電話やチャットといった顔を出さなくても診察できるオンライン診療をおすすめします。

スマホやタブレット・PCがあれば時間や場所を問わず受診できるので、通院時の人の目が気になる人も安心して受診することが可能です。

病院やクリニックでED治療を受けたことがある10代~60代の37名にアンケートを実施しました。

病院やクリニックで実際にED治療を受けて、恥ずかしいと感じることはありましたか?
はい29人(78.4%)
いいえ8人(21.6%)
調査機関:クラウドワークス 調査期間:2025年4月07日~4月21日
調査対象:クラウドワークス登録者

実際に病院やクリニックでED治療を受けて「恥ずかしい」と感じた人は全体の7割以上でした。

医師に症状を事細かに伝えるのが恥ずかしかった。

受付で「EDで…」と伝えるのも恥ずかしくて、周囲の目が気になりました。ただ、診察のときは、医師は淡々と話を聞いてくれましたし、性器を見せるような診察はなかったの拍子抜けしたくらいです。

自分はメンタルによるED傾向だったので、何故ED気味なのか伝える必要がありました。そういうのを伝えるのは抵抗があり、恥ずかしかったです。

対面診療では受付での説明や医師と顔を合わせて性事情を説明しなければいけない点が「恥ずかしい」と感じる人が多いようです。

また、心因性EDの場合は心理的な事情も対面で説明しなければならないため、より恥ずかしさを感じる場合があるでしょう。

EDに関する悩みを相談しやすい

オンライン診療は周りの視線が気にならないだけでなく、画面越しや顔出しなしで診察できるため、デリケートな問題を相談しやすいのが魅力です。

チャットであれば声に出さないでも文字でいいのでさらにハードルが低いと言えるでしょう。

EDは性生活や恋人・夫婦間に関わるものの、医師であっても相談するのが恥ずかしいという声が多いのも事実です。

一歩踏み出すために精神的な負担の少ないオンライン診療を活用してみましょう。

病院やクリニックでED治療を受けたことがある10代~60代の37名にアンケートを実施しました。

病院やクリニックでは医師に相談しやすかったですか?
はい28人(75.7%)
いいえ9人(24.3%)
調査機関:クラウドワークス 調査期間:2025年4月07日~4月21日
調査対象:クラウドワークス登録者

病院やクリニックを受診した全体の7割以上の人が「相談しやすかった」と回答しています。

ED治療の担当医は男性特有の悩みを理解しているため、親身に話しを聞いてくれるでしょう。

私の場合は主治医が女医さんでした。問診の時にはとても恥ずかしかったです。

初めてED治療でクリニックに行った時、受付で症状を伝えるのが正直恥ずかしかったです。周囲に聞こえていないか気になって落ち着かず…。でも、医師やスタッフは慣れている様子で、丁寧に対応してくれて少し安心しました。

しかし、やはり対面診療では医師が女性で恥ずかしさを感じたり、周囲に聞こえていないか気になるという意見もありました。

オンライン(スマホ)でEDの診察を受けられるなら、受診してみたいですか?
はい32人(86.5%)
いいえ5人(13.5%)
調査機関:クラウドワークス 調査期間:2025年4月07日~4月21日
調査対象:クラウドワークス登録者

ED治療には対面診療だけでなく、オンライン診療という選択肢があります。

オンライン診療への関心度アンケートでは、9割近くの人が「オンラインで診察を受けられるなら受診してみたい」と回答

オンライン診療は自分の好きな場所で診察が受けられ、自宅や指定場所に治療薬が届きます。

誰かに見られることなく非対面で診察から処方までが完結し、さらにサポートも手厚いため相談しやすい点も大きなメリットです。

病院やクリニックに足を運ぶことに恥ずかしさを感じている人は、オンライン診療を検討してみましょう。

EDの症状を感じたら医師に相談を!

スマホ1つで診察から処方まで全て完結!

自宅で気軽にED治療が受けられる

\ 【バイアグラ】1錠あたり290円~

※ボタンクリックするとページが遷移します

ED治療の病院は何科を受診すればいいですか?

必尿器科・男性専門クリニックや内科を受診しましょう。

必尿器科や男性専門クリニックはED治療の専門知識が多いですが、現在では生活習慣によるED患者が増加したため内科でも治療が可能となっています。

気になる方はかかりつけ医に相談してみるのもおすすめです。

中折れはEDの一種と考えてよいですか?

中折れはEDの代表的な症状です。

中折れの原因は心因性EDや器質性EDなど、大きく分けて5つに分類されます。

まずは原因を追究し、適切な治療を行いましょう。

EDで泌尿器科を受診した場合は保険適用されますか?

ED治療は不妊治療(条件有)を除き、基本的には保険適用外で自費診療です。

不妊治療目的であっても条件に当てはまらない場合は自由診療となるため、事前に条件を確認しておきましょう。

まとめ

ED治療は恥ずかしいことではありません。

EDは珍しい症状ではなく、様々な社会的背景から患者数は増えてきています。

しかし、医療機関を受診し適切な治療を受ければ症状の改善が期待できます。

ED治療では服薬治療が主なので、服を脱いだり触診などは行いません。

また、対面や顔出しなしのオンライン診療なら相談のハードルがより下がりおすすめです。

少しだけ勇気を出して相談してみてください。

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この記事を書いた人

新千歳クリニックは整形外科、外科手術、リハビリテーションを完備しているクリニックになります。お身体に不調がある方はお気軽にお問い合わせください。

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