マンジャロの痩せる理由とは?ダイエット効果がいつから現れるかも解説

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マンジャロが痩せる理由について解説します。

なんでマンジャロで痩せるの?

マンジャロは元々、2型糖尿病の治療で使われていた薬剤で下記のような効果があります。

  • 食欲を抑えてエネルギーの過剰摂取を防ぐ
  • 脂肪が燃焼されやすくなる
  • 胃の動きが緩やかになるので、満腹感が長く続く

これらの薬効で、減量の効果が期待できます。

効果を感じ始めるのはだいたい投与してから数週間程度です。

また、効果の感じ方は人それぞれ違うので、一概には言えません。

本記事では、マンジャロで痩せる理由や効果が出る時期について解説していきます。

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この記事の監修医師

新千歳クリニック医療ダイエットコラムサイトは医学的、専門的な内容のため新千歳クリニック理事長の宮井保尚監修の元制作しております。

経歴:久留米大学医学部医学科卒業

資格:日本整形外科学会認定専門医、日本整形外科学会認定リハビリ医日本リハビリステーション学会専門医、日本人工関節学会認定医

所属:日本美容皮膚科学会

目次

マンジャロの主作用である、食欲減退・満腹感の持続・脂肪分解促進により、ダイエット効果が期待できます。

また、これらの作用以外にも、マンジャロは血糖値や生活習慣へもアプローチできる薬です。

詳細について下記で解説します。

食欲を抑える効果がある

マンジャロには食欲を抑え、食べすぎを防ぐ効果があります。

主成分であるチルゼパチドが脳の中枢神経の部分に働きかけ、空腹感が軽減されます。

空腹感を感じにくくなることで、結果的に食べすぎを防ぐことができるのです。

ついつい腹8分目以上食べてしまう人や、やけ食いをしてしまう人の食生活をサポートします。

満腹感が持続する

マンジャロには、満腹感を早く感じるようになったり、満腹感が長く続いたりする効果があります。

理由は、投与すると満腹感に作用するレプチンというホルモンの分泌を進めることができるからです。

このホルモンには満腹感を感じやすくさせる力があるため、食べすぎを回避することが期待できます。

食べても食べてもお腹が空いてしまう人、間食が多くなってしまう人を援助します。

体内の脂肪の分解を促進する

マンジャロには、体脂肪を分解し体重減少を進める役割があります。

薬剤に含まれているGIP(グルコース依存性インスリン分泌刺激ポリペプチド)には、脂肪細胞をバラバラに分解する力がるため、エネルギーの消費を増やすことが期待できます。

その結果、マンジャロを投与すると体脂肪にもアプローチすることができるのです。

GLP-1もGIPも腸管ホルモンの一種で、血糖値を改善させる働きがあります。

血糖値の急激な変動を改善する

マンジャロには、血糖値の急激な変動を改善し安定させる効果があります。

なぜなら、マンジャロを投与すると、体内で以下の動きが起こるからです。

  • インスリンの増加:インスリンが増えることで、血糖値が急に高くなることを防ぐ
  • 糖の作りすぎを抑える:肝臓で糖を増やしすぎないようにするため、血糖値が安定する

これらの作用で、血糖値をキープさせ血管へのダメージを減らすこともできます。

生活習慣病の予防につながる

マンジャロには、食欲や血糖値を安定させる働きがあるため、生活習慣病の予防効果も期待できます。

【生活習慣病の例】

  • 糖尿病
  • 高血圧
  • 動脈硬化など

これらの病は、脳梗塞や心筋梗塞などのリスクを引き起こす恐れがあります。

そのため、マンジャロで減量することにより、肥満以外のリスクも抑えることができるでしょう。

マンジャロのダイエット効果はいつから現れる?

マンジャロのダイエット効果は、おおむね数週間後から現れます。

しかし、薬剤の効果の感じ方には個人差があるため、一括りに示すことはできません。

効果の現れるタイミングについて、詳しく紹介します。

効果は段階的に現れる

薬剤の効果はいきなり強く現れるのではなく、徐々に感じるようになります。

しかし、これらの感じ方も人それぞれ異なるので、一概には言えません。

効果の段階は、主に以下の3段階です。

【1~2週間】初期変化

ダイエットの初期には、食欲の低下や満腹感の感じやすさを実感します。

また、血糖値の変化も現れやすく、検査結果にも反映されることがあります。

このように、投与してから数週間で食生活の変化が期待できるでしょう。

糖+ヘモグロビンでできる糖化ヘモグロビンが少なくなることで血糖値が安定します。

【2~4週間】緩やかな体重減少が始まる

このころから、少しずつ体重が減り始めます。

【体重が減り始める理由】

  • 食欲が抑えられているので、食事の量が自然と減る
  • 満腹感が長く続くので、間食が減る

第一段階である食欲低下や満腹感の持続効果が起こることによって、緩やかに体重が減り始めるのです。

個人差があるので、変化が見られなくても焦らないようにしましょう。

【1~3ヶ月】本格的に効果が現れる

継続して投与することで、効果を実感しやすくなります。

【このころに感じる効果】

  • 体重の変化
  • 血糖値の安定
  • 外見の変化(むくまない、スッキリして見えるなど)

人によっては数キロ体重が減っているケースもあります。

このように、医療ダイエットは医学の力で、効果的にダイエットすることができるのです。

1回の注射で約1週間効果が持続

マンジャロは一時的に使用するのではなく、決められた用量と回数を継続することで効果が期待できます。

【成人の使用量】

  • 1回につき開始時は2.5mg、維持量は5mgです。
  • 使用回数は1回/週で、同じ曜日に投与するようにしてください。

参考元:患者向医薬品ガイド

用量は個人によって変わってくる可能性もあるため、必ず主治医に相談しましょう。

打ち忘れてしまったり失敗してしまったりした場合は、説明書や医師の指示に従ってください。

マンジャロは何キロ痩せる?

マンジャロの効果は用量や個人の体質によって異なりますが、大体7.0〜9.5㎏ほど痩せることが期待できます。

しかし、この数値はあくまでも参考までにしてください。

本項目では、過去の臨床試験に基づいてマンジャロの効果を解説していきます。

臨床試験でのマンジャロの体重減少効果

マンジャロの効果は用量によって変化があり、量が多いほど効果がでやすいというデータがあります。

チルゼパチドは、7.0〜9.5 kgの範囲の用量依存的な体重減少を誘発しました。

引用元:2型糖尿病患者における新規のデュアルGIPおよびGLP-1受容体アゴニストチルゼパチドの有効性と安全性(SURPASS-1)

この一文は、「マンジャロを投与した患者は7.0~9.5㎏痩せており、用量が多いほど効果も高かった」ということを表しています。

また、この試験で効果が実証されただけではなく、低血糖のリスクを抑えて血糖値と体重を改善することができたということもわかり、2型糖尿病の治療へ明るい兆しが見られたのです。

ただし効果には個人差がある

臨床試験での有効性は証明されましたが、薬剤の効果は個人差があるため、一括りに言うことができません。

しかし医学的に体重が減る根拠や過去のデータがあるため、正しく使用すると効果が期待できるでしょう。

また、マンジャロを投与する場合は以下のポイントを事前に知っておくことが大切です。

  • 試験では効果が実証されている
  • 医学的に根拠があるダイエット方法
  • しかし、厚生労働省が推奨している使い方ではない
  • 効果や副作用は人によって出方が違うため、自分に合うかどうかはわからない
  • 投与するなら医師の指示に従って行うことが大切

副作用を抑えつつダイエット効果を発揮するためにも、医師の指示に従いマンジャロを使用しましょう。

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自宅でマンジャロが受け取れる

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マンジャロはあくまでも糖尿病治療を補助する医薬品なので、合わせて生活習慣を整えることが必要です。

また、マンジャロ自体にダイエットの効果があるというわけではありません。

マンジャロで痩せない時の、効果の引き出し方について解説します。

食事内容を改善する

医療ダイエットを行う場合は、合わせて食事内容の見直しも行いましょう。

おすすめの食事控えたい食事
玄米、蕎麦など
ささみや白身魚、牛肉の赤身肉など
野菜や果物
白湯や水、お茶など
糖質の高いパンや麺類など
揚げ物やクリームなど油の多いもの
ケーキやドーナツなどのデザート
アルコールやジュース

低糖質高たんぱく質な食事を、バランスよく3食取るようにしてみてください。

また、マンジャロの副作用で胃に不調を感じている時は、蕎麦や玄米など消化に時間がかかるものは控えた方が良い場合もあります。

個人の体質や副作用によって最善の食事内容は変わってくるため、医師や栄養士に相談するのがおすすめです。

アルコールを控える

効果的に痩せるためにも、ダイエット中はアルコールを控えるようにしましょう。

ダイエット中にアルコールを飲むと、以下のようなデメリットあります。

【アルコールのデメリット】

  • アルコールにはカロリーが高いものが多いので太ってしまう
  • 胃や肝臓に負担がかかる
  • 酔うと満腹感を麻痺させるため、食べ過ぎてしまう
  • 睡眠の質が悪くなり、日常生活に影響が出る

しかし、適度な飲酒がストレス発散に繋がることもあるため、飲みたい場合は医師に相談したうえで適量を飲むのがおすすめです。

適度に運動をする

食事や薬物療法と合わせて、適度な運動もしましょう。

【ダイエットにおすすめの運動】

  • ウォーキングや散歩をする
  • 駅やお店でエレベーターを使わず、階段を上るようにする
  • 買い物の時に車ではなく、自転車で行くようにする

特に、朝日を浴びることで幸せホルモンのセロトニンもでるので一石二鳥です。

一人で運動を続けるのが苦手という方は、ジムに入会してみたり、友人や家族を誘ってみたりすると楽しめるでしょう。

マンジャロとリベルサスはどっちが痩せますか?

マンジャロとリベルサスなら、マンジャロの方が体重を減らす効果が期待できます。

なぜなら、1種類のホルモンにだけ影響を与えるリベルサスよりも、2種類のホルモン(GIP&GLP-1)に作用を与えらえるマンジャロの方が減量効果が高いからです。

しかし、リベルサスには口から服用できるというメリットや、血糖値を抑える効果が期待されています。

注射に苦手意識を感じている方は、リベルサスの方が負担が少ないかもしれません。

マンジャロは投与をやめたらどうなりますか?

マンジャロをやめると効果も副作用もなくなっていきます。

メリットデメリット
副作用がなくなっていく(下痢や便秘など)
週に1度、注射を打つ手間がなくなる
食欲が元に戻って食べたくなる
満腹の持続時間も元に戻ってお腹がすくかも

このように、メリットとデメリットがあるため、投与をやめる際は医師に相談したうえで総合的に判断することが必要です。

どうしても続けるのが難しい時は、代替え案がないかも医師に相談してみましょう。

マンジャロで痩せない原因は何ですか?

マンジャロで痩せいない理由は、食事や運動などの生活習慣が改善されていないことが考えらえます。

マンジャロだけで痩せるのではなく、痩せるためには以下のような行動も必要です。

  • 食生活を見直して、バランスよく適切なカロリーを摂る
  • 散歩や自転車など、適度な運動を生活に取り入れる
  • アルコールを控える
  • 睡眠をしっかりとり、生活リズムを整える

特に、食事の見直しや運動に難しさを感じる場合は、医師や栄養士に相談したり、ジムに通ってみたりするのもおすすめです。

まとめ

本記事ではマンジャロの痩せる理由について、データを元に解説しました。

マンジャロの効果は医学的に根拠があるものですが、主作用・副作用ともに個人差があります

そのため、あくまでもデータは参考程度にとどめておきましょう。

効果は比較的数週間で感じられるため、医師の指導の下、継続的に続けることが大切です。


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この記事を書いた人

新千歳クリニックは整形外科、外科手術、リハビリテーションを完備しているクリニックになります。お身体に不調がある方はお気軽にお問い合わせください。

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