マンジャロの打ち方について解説します。
マンジャロってどうやって打つの?
マンジャロは皮膚と筋肉の間にある組織に注射する、皮下注射で投与します。
打つ場所はお腹・太もも・二の腕で、取扱説明書や医師の指示に従って行うようにしてください。
ポイントは、同じ場所に連続して打つのではなく、場所を毎回変えることです。
失敗したときにもう一度打つのは、用量オーバーに繋がるためNGです。
それぞれの詳細について、本記事で詳しく解説していきます。
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新千歳クリニック医療ダイエットコラムサイトは医学的、専門的な内容のため新千歳クリニック理事長の宮井保尚監修の元制作しております。
経歴:久留米大学医学部医学科卒業
資格:日本整形外科学会認定専門医、日本整形外科学会認定リハビリ医、日本リハビリステーション学会専門医、日本人工関節学会認定医
所属:日本美容皮膚科学会
マンジャロを打つ場所はどこ?

マンジャロを打つ部位は、お腹・二の腕・太ももの3か所です。
また、投与する時に気をつけておきたいポイントもあります。
打つ際に失敗しないよう、詳細について解説します。
注射する場所は「腹部・大腿部・上腕部」の3か所
マンジャロを打つポイントは、「腹部・大腿部・上腕部」の3か所です。
本剤の取扱説明書に従い、注射部位(腹部、大腿部又は上腕部)の皮下に投与すること。
注射部位は毎回変更すること。
引用元:医薬品インタビューフォーム
これらの部位は、脂肪が多く神経や骨に当たりにくいため、皮下注射に適しています。
また、へそは薬剤の吸収率が悪いため、お腹に打つときはへそ周り5㎝を避けましょう。
自分で投与するなら腹部か大腿部
自分で注射する場合は、二の腕だと力が入りにくく打ちにくいため、お腹か太ももにしましょう。
打つ際には前回投与したところとは、違う場所に刺すようにしてください。
全く同じところに繰り返し打つと、皮膚にダメージが残ったり皮膚が硬くなったりするリスクがあります。
マンジャロの正しい打ち方

マンジャロを正しく打つために、押さえておきたいポイントがあります。
また、打つ前にしっかり説明書を読むこと、医師の説明を聞くことをが大切です。
マンジャロの正しい打ち方について、順を追って解説していきます。
使用前に手を洗い、注射部位を消毒する
注射部位に菌が入ってしまうと、炎症したり化膿したりする恐れがあります。
手を洗い、注射する場所を消毒して乾かしましょう。
また、薬剤が凍っていないか、濁っていないか、異物が混ざっていないか目視してください。
キャップを真っ直ぐに引っ張って外す
この時にひねったり、強く曲げたりしてしまうと破損に繋がるため、まっすぐ引くようにします。
また、針には触れないようにし、キャップははめ直さずに捨ててください。
底面を皮膚にあてたままロックを解除
ロックの外し方も事前に説明書を読んで、確認しておくことが大切です。
そして、投与できる準備が整ってからロックを解除してください。
注入ボタンを押して音を確認する
「カチッ」という音が鳴るのを確認してください。
1回目の音で注入が始まり、2回目の音で終了します。
このとき、2回目の音を確認するまでボタンから指を離さないでください。
投与が完了したらマンジャロを皮膚から離す
長くても10秒間は押し当てるようにし、時間が経ったら注射器を離します。
投与後に皮膚が赤くなる場合があるので、そういった体の変化も気にかけましょう。
使用済みのマンジャロは主治医に従って廃棄
注射器は医療廃棄物になるので、医師の指示に従って処理してください。
また、針が飛び出していないかチェックしましょう。
マンジャロは痛い?皮下注射のポイント

マンジャロの注射針は細く設計されている為、痛みを感じにくいです。
しかし、痛みに対する感覚には個人で差があるので、一概には言えません。
ここでは、なるべく痛みを抑えるために意識したい点について解説します。
痛みを感じにくい部位に注射する
神経が少なくて脂肪が多いお腹や二の腕、太ももに注射しましょう。
特に、お腹や太ももは自分でも打ちやすく、痛みも感じにくいのでおすすめです。
具体的なポイントがわからない場合は、医師に針を刺す部分を確認してください。
注射前に部位を冷やすと痛みが軽減
痛みを抑えたい方は、注射部位を冷やすと感覚が鈍くなり痛みが軽くなります。
他にも以下のような方法もあるので、医師に確認したうえで実践してみてください。
- 深呼吸してリラックスした状態で打つ
- 皮膚の感覚に集中しすぎず、気をそらしてみる
また、痛みには個人差があるので、これらを意識しても痛みが気になる場合は医師に相談しましょう。
マンジャロを打つときの注意点

マンジャロを打つ時には、同じ部分に繰り返し打たないこと、へその近くに打たないことを意識しましょう。
特に、へそは線維が多く薬の吸収率が悪い場所です。
具体的な注意点について、解説します。
同じ箇所に繰り返し注射をしない
マンジャロを同じ部位に何度も打ってしまうと、皮膚が炎症したり硬くなったりするリスクがあります。
また、下記のような注意点も公開されています。
14.2 薬剤投与時の注意
皮下注射は、腹部、大腿部又は上腕部に行う。同じ部位の中で注射する場合、毎回注射する場所を変更すること。静脈内及び筋肉内に投与しないこと。
具体的には、2~3㎝程ずらすのがおすすめですが、詳細は医師に確認するようにしましょう。
へそ回りの注射は避ける
へその周りには線維組織が多く、薬の吸収率が良くはないため避けて投与しましょう。
また、へそは凹凸があり汚れが溜まりやすい場所でもあります。
衛生的な面でも、へそではないところに投与してください。
マンジャロの投与を失敗したときの対処法

マンジャロの投与に失敗した場合は、再び投与せずに次回の注射まで様子を見て下さい。
また、忘れた場合や最後まで注入できなかった場合で、それぞれ対応方法があります。
下記で詳しく解説します。
打ち忘れた場合
投与を忘れた場合は、次に投与するまでの期間で対応が変わります。
期間が3日(72h)以上ある | 期間が3日(72h)以内 |
---|---|
→次の投与日も元々の予定日のまま実行していい。 | ・忘れたことに気づいた時点で打ってもいい。→そのまま次の予定日からまた投与していい。 | ・忘れた分の投与はしない。
また、投与する曜日を変えたい場合は、前回の注射から72時間以上空ける必要がありますが、必ず主治医に確認して行ってください。
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途中で針を抜いた・抜いたあとに液体が漏れた場合
途中で針を抜いた・抜いたあとに液体が漏れた場合は、再び投与しないでください。
でも、必要な分を注射しないと効果がないんじゃないかな…。
このように思うかもしれませんが、少なからず薬剤が体に入っているので、追加で投与してしまうと規定の用量を超えてしまう恐れがあります。
そのため、もう一度やり直して注射することは避けて下さい。
マンジャロ打ち方のよくある質問・Q&A

まとめ
本記事ではマンジャロの打ち方や、投与部位について解説しました。
安全に投与するためには、取扱説明書の確認と医師の診察を受けることが大切です。
また、自分で注射をすると失敗してしまったり、忘れてしまったりすることもあるでしょう。
このような場合は、主治医に対応方法を相談することをおすすめします。
そして、注射が苦手な方は、痛みを軽減するための工夫をしてみてください。